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中学2年生 NZ研修(7日目)

DATE : 2025/3/25

本日も朝からバディとの授業です。朝、集合すると広大なグラウンドでキャッチボールをする生徒がいて、授業前から楽しい時間を過ごしています。また、海の夕日(カリオイタヒビーチ)や星空が綺麗で写真を共有してくれる人もいて、NZの自然の豊かさを改めて実感しています。おそらく星は実際に見ると何倍も綺麗に見えるのだと思います。

授業の感想も届き、数学は面積や体積について考える内容のようで、日本での学習内容に比べて簡単に感じている様子です。理科は使われる英語が難しく、生徒によっては電子辞書を使用してなんとか内容を理解しようと工夫しています。美術の授業で絵を描いた生徒もいます。

音楽の授業も見学させていただきました。日本では昔から歌い継がれている歌や合唱、合奏を集団で練習することが多いですが、ワイウクカレッジでは大小様々な6つのスタジオに少人数が分かれてロックなどのバンド活動を自主的に行う内容が多く、見学時も先生が指導している雰囲気ではありませんでした。日本で学ぶクラシック音楽中心の内容に比べると、軽音楽部の自主練のような活動が授業で行われているイメージで、文化の違いを実感するのと同時に、楽譜の読み方やピアノなどのクラシック音楽はどのように学ぶのか、興味深く思いました。

本日も2グループに分かれてESOLの授業が行われました。昨日の生徒紹介(自己紹介)を続けた他、NZでしか使わない「Kiwi Slang」という言葉について紹介していただき、生徒も真剣に意味を調べていました。また、授業でスマホを使用して参加するクイズゲームもあり、ニュージーランドの文化、有名なキャラクター、食材に関する問題に対して得点で競い、とても盛り上がりました。

本日は中高別々の25分間のPrincipal’s Assembly(全校集会)があり、全員での国歌斉唱や表彰がありました。集会前には講堂前に多くの生徒が並び、全員が入れるか心配に思いましたが、しっかり全員で集会を行うことができました。

国際学生課の担当者から海外からの留学生のための学生バディへ感謝の言葉が述べられた他、最後に校長先生から3つの重要な生徒の資質(Character、Confidence、Competence)、及び寄付の大切さに関する講話がありました。司会進行を特別な制服を着た生徒会のような立場の生徒が務めるなど、通常授業とは異なる雰囲気を経験させていただきました。

本日は短縮授業で授業が早く終了したため、放課後も野球や鬼ごっこをして遊んでいる生徒が目立ちました。のびのびとした環境で、かけがえのない時間を過ごしていると思います。

明日はバディと学校生活を過ごす最終日となり、時の流れが早く感じます。さよならパーティーも予定しているので、感謝の気持ちが伝わるように良い時間を作りたいと思います。

中学2年 NZ研修引率教員一同