林間学校の最終日となりました。これまでより30分早い6時に起床し、部屋の片付けや荷物整理をした後、A、B組は海野わくわく体験農園、C、D、E組は黒岩農園でキャベツ狩り体験をしました。嬬恋村の昨年のキャベツ収穫量は1755万ケース(1ケースは8個入りなので1億4千万個で全国第一位)とのことで、このような特産物を収穫する経験は生徒にとっても有意義な時間となり、広大な畑は景色も良く、自然を感じながら楽しく体験することができたと思います。
A、B組がお世話になった海野わくわく体験農園では、キャベツができるまでの期間や無農薬で虫の被害を少なくする秘訣など、貴重なお話を聞くことができました。また、キャベツだけでなく余った時間でブルーベリー狩りまで体験させていただき、皆満足している様子でした。
C、D、E組も収穫体験と農家の方々によるレクチャーを受け、嬬恋村の昼間と夜間の寒暖差はキャベツ生産に適していることなどを学びました。キャベツには60種類もの銘柄があり、本日は「恋唄(こいうた)」という種類のキャベツを収穫しました。農家の方から狩り立てのキャベツを試食させてもらった生徒もいて、フレッシュなパリパリ感やほのかな甘さを堪能していました。
キャベツ収穫後にホテルへ戻って昼食をとり、閉校式を行いました。
今回の林間学校では自然に触れる機会を例年より多く予定しており、企画の段階から関係者の皆さんには多くの相談をさせていただきました。自然に触れる機会が多い分天候に左右される4日間だったのですが、奇跡的にも活動の時間帯は晴れ間が見え(活動が終わると雨が降る)、無事に活動できたことを嬉しく思います。天候が不安定な時もスタッフの方々にご尽力いただき、温かいご厚意を感じながらの4日間となりました。閉校式ではこの感謝の気持ちを学年全体で共有し、ホテルスタッフの皆様へ御礼をしました。
生徒の中では、常に林間学校委員の活躍を感じる4日間となりました。この企画準備・運営に携わる中で大きな成長を感じる10名でした。この4日間に至るまで、よく頑張ったと思います。ありがとうございました。
中学2年 学年会