11月7日(火)、高校1年生は学外講師(中央大学OG、弁護士 遠藤真紀氏)による「法律と生活」に関する講演会を受講しました。
「契約」と聞くと、ビジネスパーソンに状況を限定しがちです。しかし実際は、コンビニで缶ジュースを買ったり、オンラインゲームで課金をしたりする状況で身近に発生しているもので、高校生でも日常的に法律行為に携わっています。
メモを取りながら熱心に聞き入る生徒の姿勢が印象的です。講演会終了後は、司法試験を受験する心構えや弁護士の生活スタイルなどについて、時間ぎりぎりまで質疑応答が続いていました。
講演会を終えた生徒たちの声:
●普段知る機会がなかった弁護士のお仕事や法律について学び、法律を身近な視点から考えられました。これからの将来を考える上で参考にしていきたいです。
●弁護士は堅苦しい仕事だと思っていましたが、状況に応じて法律を使いこなす素晴らしい仕事だと思いました。公共などの授業だけでは知ることのできない生きる上で欠かせない法律を知るいい機会になりました。
●今までなんとなく守らなければならないものという認識だった法律について、今回のお話でとても興味を持ちました。18歳が近づいてくる上で法律について考えるよい機会となりました。
●契約などの説明を私たちの身近な例を挙げてしてくださったので、より内容を深く知ることができました。今までは弁護士になるための過程を全く知りませんでしたが、今回の講座を受けて弁護士の道が明確に見えました。
決して易しいテーマではありませんでしたが、法曹として活躍する中央大学の先輩の講演を聞いて、勉学のモチベーションが大きく上がったようです。法学部は、中央大学の進学先として人気の学部ですが、どの学部に進んでも、また文系・理系の区別にかかわらず、全ての人が法律の理解を深めるべきだと実感しました。
12月の期末考査後には、裁判所見学が予定されています。高校生の段階から、法律行為の主体としての自覚を持ち、リーガルマインドを養っていくことを期待しています。
高校1年学年会