9月9日(土), 10日(日)の2日間で本校の学園祭、『紅央祭』が開催されました。
紅央祭は直前の準備日2日間、本番2日間、片付け日1日の5日間をかけて行う大きな行事です。
準備日2日目には台風13号が接近し、屋外での準備が進まず、本番の開催も心配されていましたが、当日は台風の影響もなく、日中には晴れ間も見え、無事に実施することができました。
昨年はコロナの影響でかなりの人数制限を行っておりましたが、今年は制限を緩和し(防災上の理由による制限のみ)、食品の取り扱いも可能となり、4年振りに完全復活をした紅央祭となりました。
生徒たちは夏休みや放課後を使い、時間のない中さまざまな準備を進めてきました。クラスや部活動ごとに趣向を凝らして装飾を施しています。
企画の説明をしたり案内をしている姿は、いつもの授業ではなかなかみられないもので、この生徒はこんなに演技派だったのかと驚くこともありました。学校行事を通じて生徒の違った一面を見ることができるのは、良い機会だと思いました。
今年は2日間で約1万人の方が来場され、各クラスのブースや体育館,武道場の公演,野外ステージなど、どれも大変賑わっていました。
ご来校くださった保護者の方が、「生徒が楽しそう」、「すごい盛り上がりですね」とおっしゃって下さりました。楽しんでいる生徒の様子が伝わっているのは、学校としてはとても嬉しく、やはり多くの方々に来て見ていただいてこその紅央祭だと実感しました。
この紅央祭は実行委員の高2の生徒が中心となり、昨年度から構想を練り、準備をしてきました。
大変で辛いと感じることもあったと思いますが、このような形で学園祭を成功させたのは、彼らにとって自信につながったことでしょう。この経験を糧に、さらに活躍をしてほしいと願っています。