先週の高校2年生に引き続き、11月9日からは、中学3年生が3泊4日の奈良京都研修旅行に出発しました。中学3年生にとっては初めての宿泊を伴う行事となります。この日を待ちわびていた生徒たちは、集合場所新横浜でクラスメイトや友人たちに会うなり笑顔がはじけ、これからの4日間の旅に期待と希望で胸を膨らませていたようです。
1日目午前は、新横浜で開会式を行い、新幹線とバスで奈良まで移動しました。
昼食をおいしくいただきいよいよ奈良での研修がスタートです。最初の訪問場所である薬師寺では、住職様から貴重な法話を聞かせていただきました。
面が倒れると“面倒”になる。太陽があって、面が一番輝いている色のほうを見ると、“面白い”になる。 “面白い”ものを見つけられるかどうかは自分たち次第やで。
何度も大爆笑が起こるほど“面白い”お話でしたが、生き方の心構えを教えて頂けた貴重な体験となりました。
続いて、薬師寺から法隆寺に場所を移し、約1時間半かけて、数々の見どころをゆっくりと拝観させていただきました。金堂の釈迦三尊像、五重塔、大宝蔵院の玉虫厨子など、ときに「教科書で見たことがある!」という声が生徒たちから上がりました。16時頃に法隆寺を後にしようとしたとき、幸運にも正岡子規の句(柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺)で有名な鐘の音を聞くことができました!この日は晴天に恵まれ、色づき始めた紅葉が大変に美しく、子規の句のように秋を感じさせる奈良名所めぐりとなりました。
信貴山のホテルに到着し、夕食をとった後、最後に朝護孫子寺で座禅体験をさせていただきました。全員で普段なかなか体験しないような静寂の中、精神統一をしました。
途中、バチン!と大きな音が。
それは眠気と戦っていた(?)生徒に、気合を注入していただいた音でした…
残り3日間、中学3年生全員で健康に気を付けて、この一生に一度の研修旅行を楽しみたいと思います。
中学3年学年会