本日、高校2年生は4泊5日の研修旅行(修学旅行)に出発しました。
これまでコロナの中多くの行事が中止になっていて、本校の中学校出身の生徒も含め、多くの生徒が中学校3年生の時に修学旅行を経験していません。彼らにとっては久しぶりの宿泊行事でもあります。
ただし本来、高校2年生は海外(シンガポール)での研修旅行ですが、リスク等を考慮して国内での実施といたしました。具体的には、広島~神戸~奈良・京都での研修です。
初日は、新横浜から新幹線で一路広島を目指します。7時前の早い時間の集合、かつ 4時間という長い乗車で、生徒たちは初日から少し疲れているようでした。
広島で昼食をとった後、平和記念公園へ行きました。訪問する前には、夏休みの課題で広島や核兵器のことについて調べたり講義を通じて学習を深め、被爆体験伝承者の方をお招きしてのお話を聞いていたので、
ただやはり原爆ドームや記念館で展示されている収蔵品・資料を目の当たりにして、息をのまずにはいられませんでした。生徒たちは展示を真剣に見たり,碑巡りガイドさんやバスガイドさんのお話を真剣に聞いたりして、自分の知識を実感に変え、77年前のこの地で起こった凄惨な出来事をより深く理解しようとしていました。
また生徒たちは、事前にみんなで折り鶴を折り,作成した千羽鶴を献納し黙とうを捧げました。犠牲になった方々への思いを強くするとともに、今自分たちが平和であること、それが脅かされている地域が世界にはあることをさらによく考えてほしいと思います。
その後また新幹線で神戸に行き、ホテルで宿泊をしました。非常に豪華なホテルで、生徒たちも喜びつつも恐縮していました。ゆったりとできる環境なので、しっかり休んで明日に備えてほしいと思います。
明日は、いよいよ神戸を班別で自主行動をします。そのあと全体で奈良・明日香へと向かいます。
(高校2年学年会)