奈良から京都の大江能楽堂に集合し、15時30分から「古典芸能鑑賞」を行いました。
大江能楽堂は、能楽観世流大江竹雪が1908年(明治41年)に創建した能楽堂ですが、この年は本校が創立された年と同じです。
狂言は「附子」、能は「敦盛」を鑑賞しました。それぞれ大江能楽堂の方から丁寧な説明をしていただき、能面をつける「体験」もさせていただきました。
「敦盛」は一年前、古典の授業の「平家物語」一ノ谷の合戦で、若くして命を落とした平敦盛と自分の息子ほどの青年の命を奪わねばならなかった熊谷次郎直実の苦悩について学習していましたが、演者の醸し出す緊張感にあらためて感動することになりました。
中3学年会