6月16日(日)、私たち高校サッカー部はKリーグ1戦目、藤沢西高校との試合に挑みました。悔しい思いをしたインターハイ予選から約1か月半、各々沢山の思いが交錯した一戦でした。
中大横浜 藤沢西 得点者
前 半 2 ー 0 小林 ×2
後 半 1 ー 2 唐沢
合 計 3 ー 2
出だしから自分たちの流れを作り、開始からわずか1分で小林が1得点目を獲得します。その後もチームの士気がさらに上がったことにより、相手陣に攻め込み、佐藤、後藤とシュートを放ち、自分たちのペースをつかみます。そして後半12分、高3鈴木が蹴ったロングボールが相手選手のワンタッチを介し小林の足元にはまり、キーパーを目の前にし、押し込む形で2点目を獲得します。その後も高木のシュート、小林のシュートと続き、さらに相手のシュートをすべて防ぎ、無失点で前半を終えました。
2点先制した状態で始まった後半戦。開始から7分、ファウルをとられ相手のFK がゴール前に飛び、一度ヘディングで弾きますが、その後のボールを競り負け、相手選手がボールを取り素早くシュートを放ち、1失点を許してしまいます。その後も勢いの増した相手と激しい攻防が続きます。そして後半29分。相手が自陣に攻め込んできて緊張が続く中、GK山村が足を負傷し倒れこんでしまいますが、状況が分からずそのまま1失点してしまいます。サブのキーパーが不在の状況下、石井が代わりにGKをつとめることとなります。
一瞬の瞬きも許さないような緊張下、またしても均衡状態が続き、アディショナルタイムに突入した後半41分。相手陣でスローインを受け取った唐沢が華麗なドリブルで相手選手を交わし、見事ゴールを決めます。その後も相手のコーナーキックや高2鈴木がイエローをもらうなどに加え、相手は優位なセットプレーで立て続けにこちらを攻めてきましたが、選手たちの固いチームワークで守り抜き、キーパー交代から無失点、計3-2で試合終了のホイッスルが鳴ることとなりました。
今回のインタビューは、 決定打となる点を決めた高2の唐沢くんです。
唐沢:今回はKリーグ初戦ということで気合を入れて臨みましたが、最終的に勝つことができたのでよかったです。でも、前半に2点先制したのに関わらず、後半に追いつかれてしまうなど、チームとしても個人としても課題の残る試合ではありました。決勝点を決められたのは自分ですが、それまで粘り強く戦い続けたみんなの活躍があっての勝利だと思っています。まだまだ、選手権にKリーグと試合は続くので勝ちに拘って頑張りたいです。
怒涛の闘いから始まった2024年度Kリーグ。それぞれの葛藤や思いが沢山交錯した試合だったと思います。しかし、どんなに不利な状況でも大変な局面でも泥臭くても諦めずに戦おうというチームの思いが強い、団結力を生んだからこそつかめた勝利だと思います。これからも、チーム一丸となって全力で戦っていきます。応援よろしくお願いいたします!!
高2マネージャー 西江絢春