5/28に、東京農業大学厚木キャンパスで行われた、生徒交流会・実習見学にいってきました。
交流会では、他の高校の様子や主な活動などを知ることができました。記憶に深く残ったものとしては、ゴキブリの研究をしていたことや、川の生態系を誤って壊してしまったことなど、色々面白いことや興味惹かれることがありました。
実習では、ピーマン・赤パプリカ・黄パプリカ・紫パプリカのそれぞれの色素を調べました。使用した試薬は濃度10%の酢酸エチル水溶液と濃度10%のアンモニア水で、ピーマン・パプリカは実物ではなく、搾り取った液を使いました。特に、紫パプリカ液に酢酸エチルという水溶液をかけると、紫色から赤色に変わるというものはとても驚きました。途中、変な匂いがしたり、分量を誤ってしまったりしましたが、とてもためになる実験でした。
キャンパスツアーでは、A.B.C.D.Eコースと分かれていて、それぞれ異なることを体験しました。
Aコースは主に植物を見るツアーで、デザイン農学科・生活デザイン農学研究室の「もったいないガーデン」とキャンパス内の植物を見ながら、「植物園」エリアを回りました。季節ごとの色とりどりの花や、食虫植物といったあまり見ることのできないものも見ることができて、凄く貴重な体験をしました。
Bコースは主に食物を見るツアーで、デザイン農学科・食資源利用学研究室と農学科・園芸学研究室の研究用温室を見学し、3年生の使う研究室にもいきました。その際、研究のために使う温室も見ることができ、とても貴重な話を聞くことができました。
Cコースは主に動物を見るツアーで、まずキャンパス内の生物系実験室でキャンパス研究用に飼養している動物を見学しました。その後、茶畑や有機性廃棄物処理プラント施設、動物舎回り、動物と作物がどのような関係なのかを詳しく学びました。
DコースとEコースについては、ツアーに参加することができませんでした。
この日の最後は、専用のバスで伊勢原農園に行きました。ここでは、実際に様々な植物の特徴や育て方などを、触ったりもしながら体験しました。効率的且つ合理的な水のやりかたや、収穫のしやすいように果樹の幹をY字にする方法、さらには今注目を浴びている水耕栽培もしており、とても興味深いものでした。トマトやピーマンなどメジャーなものから、ミントやローズマリーなど、多種多様な植物を育てており文化祭では生徒が育てた野菜を来訪者に配っているそうです。
一緒に学んだ他校生とも楽しく過ごせて、とても有意義な体験でした!