☆高校生 2点差の激戦の末に…
中横男子バスケ部を応援してくださっているみなさま!
今回の記事では、11月26日(日)に行われました新人戦予選最終日、県大会出場権をかけた大一番、神奈川朝鮮高校との試合の模様をご報告します。
試合前、キャプテンR(注1)を中心に円陣を組み、心を一つにしました。
運命の試合が始まります。
「今のおれたちのすべてをかける… この一戦に!」
「前半はファウルをしないように…気をつけろ…。」
コーチMG(注2)は常々、「後半勝負こそ、うちのスタイル」と言います。
たとえ前半が悪くても、試合をあきらめたことは一度もない…!
試合前半、外角のシュートを高確率で沈める神奈川朝鮮高校に対してリードを許す苦しい展開…
「だが…、相手のファウル数が多い。心理的には優位だ…。」
コーチMGの読みどおり、後半一気に流れを引きよせました。
コート上の5人が躍動する!
よし、いけるぞ!!
ベンチの仲間たちも観客席も一体となって声援を送りました。
しかし…
相手のゾーンディフェンスを崩し切れず…
残り時間が少なくなっていく…
ブーッ!!
タイムアップのブザーが鳴り響いたとき…、選手たちはうなだれていました…
☆11月26日(日)試合結果
会場:市ヶ尾高校
敗者復活戦 対神奈川朝鮮高校 48-50 (●)
※写真はマネージャーKによる試合メモ
県大会への扉は… あと2点の差で開かれませんでした…
目に…涙がにじむ…
さて、後日、チームの副キャプテンID(高2)に試合について聞きました。
「おれに聞かないでください…。調子…よくなかったんで…」
…
IDは、誇り高きバスケットプレーヤー…、中横男子バスケ部の伝統の継承者。
普段は笑顔でなんでも答えてくれる彼ですが、この試合に関しては…黙して語らず…。
「おれは…チームを勝利に導いて…、そのときにこそ…、インタビューに答える!!」
IDの背中が、そう語っていました…
会場校ならびに対戦校のみなさま、ありがとうございました。
また、大会を通じて、温かいご声援をくださったみなさまに心から感謝いたします。
今回は県大会出場の目標を果たせませんでしたが、この先も私たちのチャレンジは続いていきます。
次は勝利のご報告ができますよう、部員一同がんばります。
応援よろしくお願いいたします。
完
注1:キャプテンR:男子バスケ部のキャプテンにして、チームの精神的支柱。ファンダメンタルの重要性を知悉し、インサイドで相手のタイミングを外す技術に定評がある。
注2:コーチMG:中横男子バスケ部の顧問にして歴史のすべて。バスケと部員たちをこよなく愛する漢(おとこ)。好きな色は中大カラーの“赤”、ではなく“緑”。