2025年3月16日に第49回全日本競歩能美大会が石川県の能美市営コースにて開催されました。天候は雨で気温も低く、厳しい条件下でのレースでしたが、一人ひとりが練習の成果を発揮し全員が無事完歩することができました。結果は以下の通りです。(★はPB)
⦅高校男子10kmW⦆
・柏木創太(3) 51’21″
・海田悠貴(1) 45’20″★ ※初出場
・松川航太(1) 51’21″★ ※初出場
⦅高校女子5kmW⦆
・髙橋野乃(1) 27’44″
⦅中学女子3kmW⦆
・樋口眞子(1) 19’30″★
▼以下は大会出場者のコメントとなります。
【高3 柏木創太】
男子10kmの部に出場させていただきました。高校ラストレースということもあり、しっかりと集大成となるようなレースをすることを目標に掲げてレースに臨みましたが、自己ベストから1分ほど遅れてしまい、満足のいく結果を出すことはできませんでした。ただ、レースを振り返ると終始周りに左右されず自分でペースを作れたことや、中盤垂れてしまったあと、ラスト3kmでしっかりと切り替えてペースを元に戻せたことなど、今まで自分が課題としていたことが改善され、収穫もしっかりとあるレースでした。
私は中央大学附属横浜の名前を背負ってレースをするのは今回で最後となりました。チームの仲間や先生方に支えていただけたからこそ続けられた幸せな6年間でした。長い間本当にありがとうございました。
【高1 海田悠貴】
高校男子10kmの部に参加させていただきました、高校1年の海田悠貴です。初の10kmレースでしたが、ペース配分やスピード感に慣れない中でも自分の動きを意識して全力を尽くせたと思っています。結果は45分20秒で、5000mの通過もこれまでのベストタイムから2分近く縮めることができました。しかし、中盤以降のフォームの乱れを上手く修正できなかったと感じているので、練習通りのフォームを持続できるように心がけていきたいです。今回の結果を通して、良かった点は自信に変えつつ、悪かった点は改善に向けたメニューに活かすようにして、これから始まるシーズンに万全の状態で臨めるよう努めていきたいと思っています。
今回のレースで3年生は引退となり非常に寂しく感じていますが、教わったこと・指摘していただいたことを今後の陸上生活の糧にして、自分や後輩へと還元していきたいです。応援していただいた皆様、サポートしていただいた先生方、本当にありがとうございました。
【高1 松川航太】
第49回全日本競歩能美大会の男子10kmの部に出場させていただきました高1の松川です。初めての10kmWできつさもありましたが、楽しく歩かせていただきました。レース展開について、最初の1~2kmは突っ込み、周りに選手がたくさんいる位置で歩くことができたので、前半はペースを維持することができました。しかし後半にはいるにつれ、雨で思うように足が動かなかったり、体力が落ちてきたりとペースが遅くなってしまいました。やはり5kmとは違い、スピードだけでなく持久力も必要だと改めて感じたので、今後は持久力がつけられる、長い距離のストロールだったり、スピードの練習でレストを短くしたりしていきたいと思います。 これから始まるシーズンに向け、自分が課題としていることを改善していき、関東大会に出場できるよう、タイムを向上させていきたいと思います。
【高1 髙橋野乃】
高校女子5kmの部に出場させていただきました。高一の髙橋です。今回のレースは、考えていたペースよりも大幅に速く入ってしまい、後半にペースを維持することができず、悔しい結果となりました。今後の練習ではスピードを維持できるよう2000mのインターバルなどを行っていこうと思います。シーズンまでの時間を有効に使い、目標である関東大会に出場できるよう練習していきます。引率、サポートをしてくださった先生方、そしてたくさんの応援本当にありがとうございました。
【中1 樋口眞子】
中学女子3kmの部に出場させていただきました、中1の樋口です。はじめての遠い場所での全国大会で緊張しましたが、自己ベストを2分ほど縮めることができうれしいです。今の自分に出せるすべての力を出せたことは良かったと思いますが、これからもっとはやく歩けるように練習に励む必要があると感じました。 たくさんのことを教えてくださった先輩、2日間引率ご指導してくださった先生、応援してくれた方々ありがとうございました。
3月末からいよいよシーズンがスタートし、冬季練習の成果を発揮する時期となりました。今回大会に出場した選手を含め、部員全員が目標に向けて日々真剣に活動に取り組んでいます。後悔のない1年になるよう、チーム一丸となって尽力してまいります。今後とも中央大学附属横浜中学校・高等学校、陸上競技部のご声援をよろしくお願い致します。
高校1年 海田悠貴