陸上競技部

2021 神奈川県高校女子駅伝大会「総合14位」

DATE : 2021/11/9

11/7(土)に第38回神奈川県高等学校女子駅伝競走大会が日産スタジアム付設マラソンコースにて開催されました。結果は次の通りです。

1区  6.0km     東   玲実(3)      24′37″  区間19位  総合19位
2区  4.04km  府川日菜多(2)  15′48″  区間16位  総合18位
3区  3.05km  西井清香(1)      12′17″   区間12位  総合19位
4区  3.05km  谷川愛理(1)      11′45″   区間8位    総合13位
5区  5.25km  伴野美結(2)      21′56″  区間16位  総合14位

1時間26分23秒  総合14位

【選手・付き添い感想】
・1区  東玲実(3)

1区を走らせていただきました。今年からは新コースとなり、去年とは違う雰囲気の駅伝でした。スタートはスタジアム内だったため、スタートと同時に大きな拍手がスタジアム内に鳴り響き、鳥肌が立ちました。
去年の駅伝の日に次は関東に行くという目標を掲げてから今日までの1年間、駅伝のことを一日たりとも忘れたことがなくて、駅伝に対する熱意は誰にも負けない自信がありました。レースは思うようなタイムを出すことができず、区間順位も19位でとても悔しい結果となりました。この日のためにずっと頑張ってきたし、やれることはやってきたけれど、それでも思い通りの結果を出すことができないという、陸上競技の厳しさを身に染みて感じました。
レース中どんなにツラくてもチームのみんなの顔がずっと頭の中にあって、今までの練習や交わした言葉などが全て自分の励みになり、1歩1歩頑張ることができました。チームのみんなのことを心の底から信頼していて、自分はいい順位で襷を繋げられなかったけれど、きっとみんながこれから順位を上げてくれると思い、安心して襷を2区の府川に託すことができました。それはこれまでみんなで一緒にツラいことや楽しいことなど、たくさん乗り越えてきたからだと思います。苦楽を共にした仲間との絆は強いものだと実感しました。駅伝直前に怪我に悩んだチームメイトも多くて、それぞれに色々な不安や葛藤があったと思うけれど、最後まで一緒に頑張ってくれて、本当に感謝しています。
今回の悔しさをバネに、来年こそは私の分まで関東駅伝に進んでほしいなと思います。新コースをしっかり攻略して頑張ってほしいです。みんなだったら絶対にできると信じています。ずっと応援しています。
私は今大会をもって引退させていただきますが、最高の仲間と、たくさんの応援の中で走ることができて、とても幸せでした。私の陸上部での最大の成果は信頼できる仲間、そして先生方に出会うことができたことです。ありがとうございました。
いつも大会運営をしてくださる競技役員の方々にも本当に感謝しています。コロナ禍にもかかわらず大会が開催されるのは競技役員の方々の努力があるからだと常々感じていました。

応援本当にありがとうございました。
今までありがとうございました。

・1区付き添い  青山和奏(2)

今回1区の付き添いをさせていただきました、高2の青山です。
今年は怪我に悩むことが多く、8月から徐々に練習をしていきましたが、みんなと全てのメニューをこなすことができず万全の状態にならなかったのが悔しいです。9月の長距離記録会では駅伝メンバーが誰になるかを決めるために、短距離も含めたみんなが3000mや5000mに出場しましたが、私はみんなの中で9番目で、駅伝メンバーにも入れずもう終わりだと思っていました。しかし、東先輩が長距離である私をメンバーに入れたいとおっしゃってくれて、8番目だった梁取が譲ってくれて私は駅伝メンバーに入ることができ、とても感謝しています。最終的には駅伝を走ることができませんでしたが、みんなで駅伝に対する気持ちをひとつにして頑張ってこれたと思います。
付き添いでは、グラウンドに入ることができる人数が2人までで、どのように腕章をまわすのかを連絡し合って順調にできました。ラストレースの東先輩の付き添いができてとても嬉しかったです。選手のために何ができるかを考えて行動できたと思います。みんな1分1秒でも縮めようと走っていてとても感動しました。選手の皆さんお疲れ様でした。
この駅伝の悔しさをバネに、来春に向けてまた頑張っていきます。
ありがとうございました。

・2区  府川日菜多(2)

今回チームとして掲げていた「関東」には全く届かず、甘くない。と感じました。
唯一ラストのトラックが長い区間でラストのU字橋からのトラックで思うように足が動かせなかったのはロードでの練習が不十分であったと感じます。
私は6月から疲労骨折に悩み練習やレースを重ねていました。駅伝にかける思いや来年の総体の事を考えると、今の自分には目の前のレースに全うすることよりもしっかりと怪我を治し自信を持って復帰することが必要だと考えました。9月の1ヶ月、一切走ることをせずプールで2時間も3時間も泳いだり、腹筋を1000回してみたり、毎日やれることをやりました。
みんなと練習できなく、モチベーションをうまく保てなかったり、頑張っているみんなを見ると置いていかれているような気がしてとても不安でした。
練習に復帰してから、みんなと一緒に練習できる喜びと少しでも追い込まないとという焦り、また怪我をしてしまったらという不安。沢山の気持ちがある中で駅伝当日に向けてやって来れたことは本当に仲間の支えがあったからだと思います。
直前には補欠を含むメンバーの多くが怪我や体調に悩むなど、本当であったらみんなの心が離れてしまったり気持ちがうまく乗らないことがあり得る状況でした。それでも、全メンバーが「今日のためにやれることはやってきた」と、自分はもちろん、お互いのことを信頼して臨むことができたのは、毎日みんなの先頭に立ち自分のことだけではなくメンバー全員のことを考えチームを引っ張って下さった東先輩の存在があったからです。本当に感謝しています。
今年の駅伝は1,2年生が多くメンバーに入り今回感じた悔しさや喜びを実際に間近で感じた人が沢山いる事はとてもいい経験になりました。
来年の目標は「関東駅伝」です。
メンバー全員が1区を走ることができる。ということが来年の県駅伝に向けて必要とされる準備です。
毎日このことを忘れずみんなで練習に励んでいきたいと思います。
私は本当に先生や仲間に恵まれているのであと1年、皆さんにお世話になりながら勝てる実力と勝つメンタルを身につけて挑みます。
本当にありがとうございました。

・2区付き添い  清水美甫(2)

2区府川日菜多の付き添いをさせていただきました。高2の清水美甫です。今回の目標は選手がレースだけに集中できるようにとにかくよく観察して行動することでした。そのために前日から府川と積極的にコミュニケーションをとり何が必要か、試合前はどうして欲しいかなどを聞いていて、それが実行できたので良かったと思います。ただ、選手はそれぞれある程度のレース前のルーティーンがあると思うのですがそれを完全に把握することはできていなかったので副部長としてもさらに色んな選手をよく見ておく必要があると感じました。
長距離陣が去年からの1年間この駅伝のために全力をかけてきているのをずっとみていました。また、直前も怪我だったり不調だったりする人もいて大丈夫かなと思ったりしましたが、全員が「関東出場」を掲げ、お互いを鼓舞しあって練習から切磋琢磨して走る姿もみていました。なので、レースをみている時その情景を思い出してとても感動しました。特に襷を渡す瞬間が心を動かされました。走ってくる選手はすごい苦しそうなのですが、次走る選手に襷を渡して頑張れっ!という力のこもった声をかけていてそこにかたい信頼関係を感じました。 
今回もコロナ禍の中、駅伝大会を開催してくださった運営の方々、先生方、本当にありがとうございました。
感動とやる気をくれた選手の方々ありがとうございました。
そしてこれまでずっとチームと長距離を引っ張ってくださった東先輩本当にありがとうございました。東先輩が導いてきてくださったからこそみんなで頑張れます。
お疲れさまでした!

・3区   西井清香(1)

今回3区を走らせて頂きました。
私は4月から陸上を始めたので、他のメンバーとの差を埋めたい一心で練習をしてきました。仲間のために、チームのために全力を尽くすという駅伝は中学時代にやっていたバスケットボールに通じるものがあり、先生や先輩に駅伝にかける想いを聞く度に自分もその舞台に立ちたいと思い、当日までの間、がむしゃらに走ってきました。
新人戦までは、大会で自己ベストが続いたり、3回目に出場した大会で県大会の切符をつかみ取れたりと、私の中では順調なスタートでした。しかし、いよいよ駅伝前という時になって膝の怪我をしてしまい、走りたい気持ちとそれに中々追いつかない身体で悔しい思いもありました。それでもなんとか当日を迎えることができ、色々な人々に応援して頂けて本当に心強かったです。
何よりも、陸上初心者の私に1から丁寧に教えてくださった先生方、先輩方、仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。
来年こそは必ず関東駅伝に行きます。
私を信じて襷を渡してくれた、受け取ってくれたメンバーの皆さん、付き添いや補助員、応援を通して全力でバックアップして下さった皆さん本当にありがとうございました。

・3区付き添い  梁取理慧(1)

今回3区の付き添いをさせて頂きました。
去年中学の駅伝に出させて頂いたのですが、襷は繋げない中でも仲間のために長い距離を走るということがすごく楽しくて今年も出たいと思っていたので出れなかったのが残念に思いました。 今回走ったメンバーは私とは比べ物にならないくらい凄い人達なので悔しい!!とすらならなかったのですが、やっぱり走りたいなぁと思いました。中学駅伝と違い一人一人に付き添いが付いたり、駅伝が最後のレースになってしまう先輩がいるからかかける気持ちが比べ物にならないほど凄かったり、テレビのカメラが入っていたり、ゴールしてから歩けなくなる人が沢山いたりと、壮絶な戦いだなぁと実際間近で見て肌で感じました。
付き添いとして、ちゃんと3区のさやかを励ませたか と言われたら全然そんなことはなく、なんて声をかけたらいいのか とか、ボアを着せてあげる とか、グダグダで頼りなかったと思いますがしっかり大変なミスは起きなかったのは良かったのかなぁと思います。
長距離が1年を通して目標とする大会で付き添いとして選手の熱量、気合いを間近で見れたのはすごくいい経験になりました。
短距離だから出ない、出れるわけない と思わずしっかり体力と根性をつけて来年こそ出たいと思いました。

・4区  谷川愛理(1)

4区を走らせて頂きました。
初めての高校駅伝ということでとても緊張しましたが、中学の時から憧れていた高校駅伝に選手として出場出来たこと、5人で襷をつないでゴールを出来たことはとても嬉しかったです。
今回走ることができたのは先生方や一緒に練習をしてきたチームの皆さん、そして家族の支えがあったからだと思います。とても感謝しています。
自分のレースとしては前に人がいて追いかけるだけだったので何も考えず走ることができ最後まで集中して走ることができたのはよかったですが、最後の登り坂であまり足が動かなかったのでもっとロードでの練習も必要だと感じました。
来年もまだチャンスがあるので今回の結果に満足せず「関東駅伝出場」という目標を達成できるようにまた1年練習を頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

・4区付き添い  髙安愛花(1)

今回4区の付き添いをさせて頂きました。
部活に入部してから駅伝に出てみたいと思っていたので、出れなかったのは悔しかったです。しかし、付き添いという形で駅伝に関わることができたのはすごくいい経験になりました。アップから選手の方々が集中していて、どの選手もこの駅伝に向けて全力で練習を積み重ねてきたことがわかるような自信が見えて凄いなと思いました。付き添いとしては、選手がアップなどをしているときに選手の荷物の周りを整理しておいたり、スケジュールを確認したりと時間と場所を効率よく使えるように考えるべきでした。スタジアム内に入ってからは私自身も緊張してきて、何も動けないでいることが多くなってしまい、選手に迷惑をかけてしまったように思いました。付き添いの交代はスムーズにできたので良かったと思います。
駅伝に出る選手の熱量や凄さを近くで感じることができて良かったです。選手の方々、お疲れ様でした。

・5区  伴野美結(2)

5区を走らせていただきました、高2の伴野です。自分にとってこの駅伝は、去年の駅伝から1年間常に目標としてきた正念場であり、また3年間苦楽を共にした高3の先輩の最後の試合という、特別な思い入れのあるレースでした。
アンカーという大事な役目を全うできるか不安でもありましたが、一緒に走ってきた心強い仲間のおかげで安心して中継所で待っていることが出来ました。初めて走った5区は思った以上に長く苦しい闘いとなりましたが、何度も応援に背中を押され、頭に浮かぶ仲間の言葉と仲間の顔が足を前へ進めてくれました。結果は目標タイムに届かず、何よりもらった順位を守りきれなくて、心底悔しいものとなってしまいました。しかし、得た課題や互いを信じてスタートラインに立ち、このメンバーで全力で襷を繋げたことは悔しさ以上に宝物のような経験となりました。毎日ご指導頂いている先生方、日頃から支えてくれる両親や辛い練習も励まし合って乗り越えてきた仲間、温かい言葉をかけてくれた仲間の力があってのレースだったと心から実感しています。高校最高学年となる来年は、今回果たせなかった関東出場を掴み取れるよう、この悔しさをバネに一丸となって練習を積み重ねてきたいと思います。そして、今大会からの新たな日産ハーフマラソンコースでの経験を来年以降しっかりと活かしていきたいと思います。本当に応援ありがとうございました。

・5区付き添い  濵本楓(1)

今回5区の付き添いをさせて頂きました。
これまで駅伝を目標に練習をしてきたのですが直前に怪我をしたことで思うように走れなくなってしまい駅伝に出られなかったのが本当に本当に悔しかったです。
付き添いとしてはスタジアムに入るのも5番目で最後だったのでそれまでの付き添いの様子を見てスムーズに動けたと思います。これまで一緒に辛い練習を乗り越えてきた先輩、同輩が襷を繋ぐ度に走れなかった悔しさはもちろん襷がまた繋がったという嬉しさ、全力で走ってくれた選手達への感謝などたくさんの気持ちがこみあがってきて涙がでました。今回出た5人はまっすぐ、ずっとひたむきに努力をしてきた人たちだったので5人を近くで見ても走れなかった悔しさだけでなく5人が襷を繋いでゴールした事が本当に嬉しかったし、5人がこれまで積み上げてきた努力の分だけ悠々と走っているのを見て喜びを感じました。

付き添いとして選手のすぐ近くに居ることができたのは本当に良い経験でした。改めまして選手の方々本当にお疲れ様でした。