陸上競技部

2020 高校女子駅伝 感想 出場選手編

DATE : 2020/11/5

2020 神奈川県高校女子駅伝 選手編

1区   選手   東 玲実(2)

駅伝の聖地である丹沢湖でやっと駅伝を走ることができ、嬉しかったです。駅伝の日の朝、受付で襷に印鑑が押された瞬間、いよいよ、なのだと思い、とてもワクワクしました。

目標タイムであった23分を切ることができず、今シーズンを締めくくるレースとしては悔しさが残りましたが、同時に今の自分の弱点を見つけまだまだ伸びしろがあるのではないかと感じることができました。また、この結果を受けて今シーズン自分が積み上げてきたものや取り組みが本当に正しいものであったのか、自己評価だけで終わらず、客観的に確かめることができました。

1区で上手く流れを作ることができるか不安もありましたが、信頼できる仲間がいるおかげで、胸を張ってスタートラインに立てました。スタートから周りの勢いにもまれ、冷静さを失ってしまったときもあったし、何もかも投げ出してしまいたいくらい辛くて心が折れてしまいそうなときも何度もありました。ですが、そんなときに仲間の顔が頭の中に思い浮かび、自分自身の弱い心に打ち勝ち走ることができました。

今回何より、岡本先生、チームのみんなからの応援や支えがあってこの結果を出すことができ、本当に嬉しかったです。ですがこの結果に満足せず、自分自身や今のチームが成長し続けることができるよう、気持ちを改め冬季練習に取り組んでいきたいと思います。冬季は大会がほとんどなく、目標を見失いがちですがこの駅伝を通して深まったチームの団結力やお互いの信頼関係を活かして、この冬を乗り越えていきたいです。

応援ありがとうございました。

2区 選手 府川日菜多(1)

私は初めて駅伝を間近で見た中学1年の時に、2区の付き添いを担当させて頂いたので、とても思い入れのある区間を走ることができ嬉しかったです。

1年生で駅伝や丹沢に関する知識が不十分であったので、先輩が残して下さったコースの地図や写真、走る際のアドバイスの言葉はとても重宝しました。中高一貫校であることの良さは早くから真剣に練習する先輩方の姿や高校生でレベルの高いものを見ることができることだと思います。私が先輩方に教えて頂いたことを次の代に繋げていきたいと強く感じました。

また団体競技ということでいつも以上に責任も感じましたが、その分、走っている時に今回出場するにあたって頂いた鉢巻、メッセージや手作りお守りを思い出し踏ん張ることが出来ました。

今回感じた事は”塵も積もれば山となる”ということで、練習に関してはもちろんのこと、毎年出場するという経験は私達にとってとても大きなアドバンテージになるし、駅伝のような団体競技の時にチームの真価が問われるのではないかと思いました。

区間16分という目標は達成することができたものの、冷静に考えてみると色々とタラレバを考えてしまい、悔いが残らないレースはないのだなあと感じました。

お世話になっている先生や家族、一緒に練習している仲間、自分のためにも。総体、駅伝でもっと納得のいくレースを出来るようこれから始まる冬の練習を意味あるものにしていきたいと心から思います。

応援ありがとうございました。

3区 選手 清水美甫(1)

目標タイムが12分だったのですが実際は12分1秒で達成することができなかったのでとても悔しいです。陸上競技はその1秒、0コンマ何秒かでこれから世界が大きく変わっていくと思うのでしっかり最後力を絞り出してやり抜く力、己やライバルに勝つ強い力を身につけようと感じました。しかし、走っている時苦しくなってもチームが繋いだ襷をかけさせてもらっていると感じ、駆け抜けることができました。そこでとても仲間の大切さを実感しました。また、個人競技が多いスポーツで団体競技の4継、マイルとはひと味違った駅伝で共に襷を繋ぎ、闘わせていただきとても貴重な経験をし、とても楽しかったです。

今大会は高校生になってから初めての自分が試合に出る遠征で、長距離の試合でした。そのため、緊張や不安がありましたが、チームの皆さんに励ましや応援の言葉をかけていただからこそ全力で走れたと思います。岡本先生、高校女子全員はもちろん、メッセージをくださった方、チームの皆さんに本当に感謝です。この冬季も部員全員で声を掛け合い質の良い練習をして、来シーズンみんなで結果を残せるよう頑張っていきたいです。そして1つひとつの練習を誰よりも意味のあるものにし、春に向けていきたいと感じます。応援ありがとうございました。

4区 選手 伴野美結(1)

昨年、中学駅伝に出場できなかった自分にとって、今回は初めての駅伝でした。自分は長期間怪我をしていたため、ずっと心待ちにしていた駅伝にも参加できないのではないかと不安で押し潰されそうな時もありましたが、今回走ることができたのは、岡本先生、チームの皆さん、家族の支えがあったからです。このような機会をいただけたことを、とても感謝しています。駅伝はチームの結束力が大事であることを実感したし、一体となって襷を繋げたことがとても嬉しく、また楽しかったです。今回の駅伝で培ったチームの団結力や、自分自身の反省は、大きな財産になりました。

自分自身のレースに関しては、目標としていた12分は達成することができず、タイムでチームに貢献できなかったことはとても悔しいです。ラスト1kmにペースを上げられなかったことは悔いとして残ってしまいました。日々ペース走から最後に全力を出せるような体力作りを目指したいと思います。

走っていて苦しい時、部員のみなさんがくださった言葉に本当に支えられました。たくさんの方々に支えがあって自分が走れていることを強く実感しました。本当に感謝しています。

今回の結果を受けとめ、冬季練習にはいっそう気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。

5区 選手 江刺家あみ(2)

昨年の駅伝はトラックでの開催で、襷を繋ぐこともできなかったので、今年最後となる丹沢湖で襷を繋ぐ事ができて嬉しかったです。

目標タイムで走ることができず悔いが残りますが、今回のレースで学ぶ事がたくさんありました。5区は他の選手と前後共に離れていて独走状態だったので、なかなかペースを掴めず手探りで走る不安が大きかったです。似たような景色が続くコースで心が折れそうでしたが、みんなが繋いできてくれた襷があると自然と前へ進むことができました。辛い時はたくさんもらったメッセージやお守りなどを思い出して、乗り越えられました。ゴールの前にメンバーや先生がいてくださったあの光景は今でも鮮明に覚えています。私にとって最後の駅伝なるかもしれない今回の大会でアンカーを走ることができて、とても嬉しかったです。今回の駅伝で、たくさんの人の支えがあって走れていることを感じることができました。昨年の台風からコースの整備をしてくださった方々や、応援してくれる家族、日々の練習を共にしているメンバー、ご指導くださる先生の支えがあって、この様な経験ができました。この機会をいただけたことに感謝しています。そして更にチームの大切さも感じることができました。来年の春に向けて、高まった団結力を更に高め、更に良いチームを部員全員で作っていきたいです。たくさんの応援が力になりました。応援ありがとうございました。