10月29日(火)、高校2年生115名が羽田空港から、79名が成田空港から、シンガポール・マレーシア研修旅行に向けて出発しました。
シンガポール航空の座席の都合上、今回は学年を4団(1団:3組・4組・6組、2団:1組・5組、3団:2組・8組、4団:7組・9組)に分け、羽田空港(1団・3団)と成田空港(2団・4団)から、それぞれシンガポールのチャンギ国際空港を目指します。
まずは1団・2団が先行出発。3団・4団は翌日(10月30日(水))の出発です。
5日間の研修旅行は、早朝(羽田空港:午前6時30分、成田空港:午前7時30分)のターミナル集合からスタートします。始発電車に乗っても集合時間に間に合わない生徒は、シャトルバスが利用できる範囲のホテルに宿泊して臨みました。前泊した生徒たちにとって、10月28日(月)の午前授業が終わって帰宅した段階から、既に研修旅行は始まっています。
集合場所の旅行代理店カウンターに到着した生徒から、順番に搭乗券を受け取り、シンガポール航空の受付カウンターにスーツケースを預けに行きます。受託手荷物の許容量は25kgですが、帰りのお土産を考慮して、出国時は各自である程度余裕をもたせていました。
スーツケースを預け終えたら再集合し、生徒代表者(研修旅行委員)の挨拶を合図にスマートフォンを機内モードに設定。これから保安検査場を通過して出国審査に進むと思うと、緊張感も高まります。
当日になって慌てて日本円からシンガポールドルへの両替をする生徒、ついさっきまで手に持っていたはずのパスポートを紛失する生徒(機内持ち込みバッグの奥の方に隠れていました!)など、大人数の旅行ならではのドタバタはありましたが、全員無事に出国審査を終えることができ、搭乗までに20分ほどの自由時間がありました。早速、免税店で買い物を楽しむ生徒たちの姿も見られ、離陸前から研修旅行を満喫しているようです。
機内で映画をちょうど3本ほど見終えたあたりで、シンガポール・チャンギ国際空港に到着。羽田空港を出発した1団(3組・4組・6組)は、予定よりもかなり早くシンガポールの入国審査ゲートを通過できたため、急遽、「ジュエル・チャンギ・エアポート」を観に行くことに!
降機した第3ターミナルからSkytrain(無料モノレール)で第1ターミナルまで移動。シンガポールの旅行ガイドブックには必ず載っている、世界最大の室内滝(高さ40m)に圧倒されました。
その後、夕食会場までバスで30分。緊急時には航空機の滑走路としても使われるという広大な高速道路を進みます。道中、シンガポール独特の英語(「Singlish」とも呼ばれます)をおさらいして、研修の準備は万端。世界屈指のランドマーク、マリーナベイ・サンズを左手に見ながら市内に入ります。シンガポール・マネージメント大学の校舎を抜けると、お待ちかねの「I’M KIM KOREAN BBQ」に到着。
午後8時のスペクトラ(マリーナベイ・サンズ前で毎晩演出される無料のレーザーショー)に間に合うように夕食を切り上げると、「ザ・ショップス・アット・マリーナベイ・サンズ」内の運河を渡るサンパンボートを見下ろしながら先へ進みます。
恵まれた天候のなか、壮麗で大迫力のレーザーショーを鑑賞しました。
長い1日を終えてホテル(スイソテル・ザ・スタンフォード)にチェックインを済ませると、ツアーデスクがある2階にエスカレーターで上がっていきます。サプライズで用意されていたパイナップルタルトに一同感動!シンガポールの観光地がデザインされた鮮やかな黄色の箱を脇に抱えて、各自の部屋(2~3人部屋)に入りました。
時差が1時間しかないとは言え、慣れない7時間超のフライトでさすがに疲れ切っていると思いましたが、余計な心配だったようです。渡航前に電子申請したMalaysia Digital Arrival Card(MDAC)に不備がないことを信じて、明日は陸路でマレーシアのジョホールバルを目指します。
新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延により、2019年度の実施を最後に滞っていた学年全員参加型の海外研修旅行。坂本龍一のBGMで上演されたスペクトラをオープニングセレモニーに、2024年度に復活して、いよいよスタートです!!
高校2年シンガポール・マレーシア研修旅行
引率教員一同