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4月27日(木)、高校1年生はオリエンテーション合宿に出発しました。入学して20日が経過し、生徒たちの緊張が少しずつ取れてきたこのタイミングで、学年全体で最初の宿泊になります。朝、雲一つない空の下、集合した生徒たちの表情は晴れやかで、この日をとても楽しみにしていたことがうかがえます。

『喜笑点結』～喜んだり笑いあったり協力しあったりすることで、356の点が、１本の線となり絆が結ばれる～

旅行委員の生徒全員で心を込めて決定したスローガンの通り、強い絆が結ばれる2日間になるように願って旅立ちました。

この日はバスで箱根に移動し、『ぷちアドベンチャーゲーム』を実施しました。箱根～芦ノ湖の大自然の中、知恵を出し合い、班のメンバーが協力して、いくつかの関門（チェックポイント）を通り抜けます。クイズやアクティビティなど小さな冒険をこなしながら、班員同士の絆を次第に深めていきます。

フリスビーを投げて決められた回数でゴールの枝にぶつけるゲームでは、チーム全員で少しずつ目標に向かいます。「ごめーん、曲がっちゃった！」フリスビーの行方が定まらないときでも生徒たちは笑ってお互いを補い合いました。

地図を見ながら箱根～芦ノ湖周辺を歩き回った生徒たちでしたが、70あるすべての班が時間内にゴールテープを切ることができました！最後に到着した班は「えっ？自分たちがビリですか！？」とビックリしていました。時間を競うゲームではありませんが、生徒たちの協力し合う気持ちがすばらしかったです。スタッフの方からは「みんなエネルギーに満ち溢れていて、それでいてみんな仲良くてすばらしい生徒さんたちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。スタッフの皆様、すばらしい体験をさせていただきありがとうございました。

夕方ホテルに到着し、テーブルマナー講習を受けました。周りの人に不快な気持ちを抱かせないためのマナーを講師の方から教わりながら、おいしい料理をいただきました。生徒たちは隣を気遣いながら、上品に料理を食べようとがんばっていました。
「ちょっと！テーブルが揺れているんですけど！笑」
お肉をうまく切れなかったようです…

テーブルマナーをしっかりと学びながらも、リラックスして食事を楽しむ生徒たちの姿から、この日の充実感が伝わってきました。

本校の校訓『謝恩礼節』と『自立実践』、そしてこの合宿のスローガン『喜笑点結』。そのすべてがこの1日目のプログラムの体験に含まれており、生徒たちにとっては、気づきや発見、喜びに満ちた1日になったようです。
この旅行を支えてくださる皆様への感謝の気持ちを忘れず、2日目も様々な学びを得てほしいと願っています。

高校1年学年会