今回は県大会の様子を、高3のマネージャーIからの最終レポートとなります。ご覧ください。
5月16日にインターハイ支部予選3回戦が行われました。相手は百合丘。勝てば県大会出場の大事な試合です。シュート力のあるチームなのでディフェンスに力を入れて練習し、試合に臨みました。一人ひとりの意識や周りの声掛けにより練習していたことがしっかり発揮され相手の強みを潰すことができました。オフェンス面では多少のターンオーバーがあったものの雰囲気が沈むことはなく自分たちのプレーをすることが出来たと思います。結果は8点差で勝利。辛くても必死に跳んでリバウンドを取る姿、タイミングが遅れてでも手を上げてチェックにいく姿、ひと試合を通して手を抜くことは一切なく、「県大会を自分たちの力で掴み取る」ということを体現してくれました。
5月23日、県大会1回戦。相手は茅ヶ崎高校です。自分たちより一段階上のリバウンド力、スピード、テクニックを持つチームで、思うように点数が取れず県大会のレベルの違いを実感しました。だからといって自分たちのプレーが出来ない、では意味がなく先生からの「逃げるな」という言葉で選手たちのプレーは変わりました。最後の1秒まで相手に食らいつき、勝利こそ出来なかったものの高校三年生は全てを出し切った試合になったと思います。
マネージャーをやってきて約2年、近くで選手たちの努力や葛藤、すれ違いを見てきました。決して楽ではなかった練習をこの日までやり抜き、堂々と県大会という舞台に立つ選手の姿は本当にかっこよく、この姿を見るためにマネージャーをやってきたのではないかと思うほどに素敵な時間でした。これからは新チームが始動しますが、彼らのチームワークならきっと自分たちが越えられなかった県大会で一勝という壁を超えてくれると思います。これからの中大横浜男子バスケ部の活躍を期待しています。今までありがとうございました。
これで高3は引退となりました。このコロナ禍で工夫を凝らしながら練習してきた成果が実った喜びと、新たな舞台でのレベルの差を感じられた機会となったと思います。ここでの悔しさは後輩に引き継がれていきます。県大会一勝という新たな挑戦に向けて、全力で取り組んでいこう。We are CYclones!!