4月22日、県大会初戦の相手は横浜清風。
3月に練習試合でボロボロにされたことはまだ記憶に新しく、実は最も当たりたくなかった相手の一つ。
また同じような試合にはするまいと意気込んだ当日。この1ヶ月でどれだけ成長出来たのかを試せる絶好の機会でもありました。
県大会という場所は今までとは少し違う雰囲気が漂い、28度という真夏のような暑さも加わって、緊張感も高まりつつ試合開始。
全員が持ったものは「やれる!」という確かな実感。
緊張からミスしてしまうこともありましたが、新栄戦で培った自信が確実に活きていました。
セーフティの意識が強くあり、速攻をだされることも少なく、勢いあるディフェンスで点数を抑えます。
相手の5番のスリーに苦戦しつつもジオとタクの安定したシュートでスコアを伸ばし1ピリ終了時13-19で6点ビハインド。
しかし2ピリ以降、だんだんと勢いが弱まり、相手のペースに飲まれます。
シュートがなかなか入らず苦しい状況が続き、ディフェンスでどんなに頑張っても点差は広がる一方。
決められない自分たちにイライラは増すばかり。
結局、誰も最後までその形勢を立て直すことはできず49-89で試合終了。
ミン『みんな少しの緊張がある中、1ピリは大きな差はなく良い雰囲気で終えました。その勢いが続かないのは自分たちの心も体もまだ弱い部分があり、個人のレベルを上げなければならないと感じました。高3は時間も限られてきましたが、その分日々の練習に励んでレベルアップしていきたいです。頑張ります、頑張ろう!』
タク『シュートの決定率、リバウンドなど、まだチームにとっての課題があらわれた試合でしたが、春の練習試合や前回の新栄戦の反省を活かす事が出来た部分もありました。
この試合を意味のあるものに、次の大会ではもっと勝ち進めるようチーム全員全身全霊となって後悔のないようにしていきたいです。』
自分たちの決定力の無さから悔しい結果に繋がりましたが、1ヶ月前とは全く違うバスケットができました。
到達点は明確、それに対する過程もはっきりしています。自信も得ることができました。
あと残るはインターハイ予選のみ。ただただひたすらに突っ走るだけです。
MGルド